2013年12月19日木曜日

Facebook「いいね!の出所」で、なにかと残念なお知らせ

分析のアナリストでもないかぎり、TwitterでもGoogle + でも同じですが、詳細にデータを見なくても、大づかみで傾向さえ把握しておけばいい。一番大切なのは、届く投稿を作ったり、運用ができたりすることだと思っています。



もちろん管理しているFacebook ページのインサイトは、ちゃんと見てますし。「いいね!」が増えたり増えなかったり、リーチが増えたり減ったりは、なぜこうなったのか。その原因を探っています。


インサイトをチェックすると、不思議な[いいね!の出所]


あるクライアントが、大手ウェブ企業から持ち込まれたアプリを使い、「いいね!」を条件にしたキャンペーンを実施しました。
「いいね!」はすでに5桁あり、わざわざそんなことして増やしてもなぁと思いながらも、告知をしました。

さすがにお手軽だから効果があるのか、「いいね!」は急増しました。キャンペーンの成果を測るために、インサイトをチェック。まず[純いいね!の推移]を調べました。純いいね!とは、いいね!された数から、取り消された数を引いたものです。
そしてその折れ線グラフにカーソルを合わせると、[いいね!の出所]がレイヤーで表示されます。あれ? [おすすめページ]って何? いままで[おすすめページ]が気になるほどの数字が出たことなんてありません。












純いいね!が1540あったうち、1100が[おすすめページ]で行なわれています。全体の72.13%です。
このFacebookページでは通常、ひとつの投稿に対して純いいね!は良いときで300人強、平均で100数十人ぐらいですから、5倍程度はあります。そう、この日はアプリを使い「いいね!」を条件にしたキャンペーンの告知を行ないました。
しかし、そもそも[おすすめページ]とは、どこのことなんでしょうか。ややこしいので、あとでまとめて考えます。

キャンペーンを告知した投稿はこういうものでした。


この投稿自体とそのシェアに[いいね!]してくれたのは、158ですので、キャンペーンページで[いいね!]して、アプリのダウンロードに進んだのは1300人以上だと考えられます。投稿に[いいね!]してキャンペーンに参加しない人もいるでしょうし、その逆も考えられますが、そこは不明です。
またこの投稿自体は、3289人に[リーチ]しています。

ところが、ところがです。キャンペーンページでの[いいね!]は、3287人と表示されています。もちろんFacebookで投稿した日以外にもキャンペーンはやっていますので、たとえばFacebookページの上部にある[キャンペーン]から入ってきた人もいるでしょうし、外部(TwitterやGoogle + 、メルマガ等でも告知しています)からの流入もあります。

ということは、Facebook以外から、キャンペーンページに直接訪れたのは3287−1540だから、最大で1700人程度いたということでしょうか。



あれ、すると[いいね!の出所]に出ている1540とは、どういうことでしょうか。
はぁ、ややこしい(笑) 
まとめてみます。

それぞれの場所に表記されている「いいね!」数です。



インサイトの[おすすめページ]とはFacebookの翻訳ミス、それともバグ?


データをダウンロードしてみると、[おすすめページ]は、英語でのExternal connectの値を引っぱってきているようです。[おすすめページ]は、Recommended pagesであるはずなのに。
私の思い違いかと思って検索してみると、たぶん唯一、こちらのサイトで似たことを指摘されていました。

こちらのサイトによると、External connect
People who liked your page from an external site using a Facebook social pluginとなっています。つまり外部に設置されたソーシャルプラグインで、「いいね!」された数だということでしょうか。
なんかこんなことがあると、Facebookのインサイトも信用できなくなってきますし、わざわざ手間かけて調べてるのもバカバカしくなってきます。

とにかくキャンペーンの全参加者は、3,287人(もしかしたら「いいね!」だけして参加しなかった人もいるかもしれませんが)。
キャンペーン開始日に外部のソーシャルプラグインで「いいね!」してくれたのが1,100人。これがどこで押されたかというと、きっとそのほとんどが大手ウェブ企業のポータルサイトでキャンペーンを告知しているページ…

スパム行為ではないですが、これって何かがもらえるキャンペーンハンター的な人たちが、片っ端から参加している気がします。
かつて懸賞まとめサイトにプレゼント情報を出すと参加者が殺到するけれども、懸賞マニアがほとんどで、企業認知にも好感度の向上にも役立たなかったという話があります。ほとんど同じですね。


ただ「いいね!」してくれた人はファンじゃないし、投稿を見てもいないかも


Facebookにアクセスすると、普通は自分のタイムラインが表示されます。その次に多くの人が見るのが、ニュースフィールドではないでしょうか。
ニュースフィールドには友だちの投稿が出ていますが、最新のものが表示されているとは限らない。いいね!を多く獲得していたり、シェアされているものが上に表示されます。
この表示される順位を、エッジランクと言います。エッジランクのアルゴリズムは、親密度・重み・時間経過・ネガティブフィードバックの4つの要素の掛け合わせで決まるということです。
重みとは、どれだけいいね!やシェア、コメントを獲得しているかだということですが、私の感覚だと、友だちが友だちの投稿にいいね!やコメントしているものが、最上位に来ているという気がしています。友だちではない人のアクションより、友だちの行動を重く評価する。


そしてFacebookページを見る時は「ページフィールド」。ページフィールドでも、エッジランクがありますし、そのアルゴリズムは同じだと思います。自分がいままで「いいね!」やコメントしたページの投稿は上がってきやすいです。
逆にFacebookページを運営する立場でいえば、一度「いいね!」してくれただけだと、どんどん表示順位が下がって、見てもらえない可能性が高い。どころか、あちこちのFacebookページに「いいね!」している人なら、投稿を「非表示」にしている可能性も高いです。



キャンペーンハンターなら、たぶん非表示にしてるでしょうね。ちなみに上の画像はページフィールドです。この右側に、[おすすめページ]が出ます。友だちが「いいね!」してるページってこと。



本当にこの[おすすめページ]から1000人以上から来てくれて、「いいね!」してくれたのなら意義があるのですが。
やっぱり投稿とコミュニケーションで、ファンになってもらうことが必要ですよね。



画像:ソーシャル代行しますバナー
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