2013年2月5日火曜日

リアルの、Googleファミリー対策

Googleで検索していると、不思議なことがあります。SEO業界ではパンダアップデート、ペンギンアップデートによって影響を受けるサイトは少ないとか、ログインせずに検索していれば、その人にカスタマイズされた検索結果にはならないとか。
本当なのかどうなのか、首を傾げることだってあります。



Googleファミリーという言い方があるのかどうか知らないのですが、GoogleはGoogle+、Gmail、Youtube、アンドロイドなどの統合を進めました。その統合の仕方も、日々変化しているようです。アンドロイドのスマートフォンを持つと、Googleのアカウントが必要。それはイコール、Gmailを使いGoogle+のプロフィールも作成されること。このbloggerでも、Google+と共有しようと勧めてきます。こういう統合や連動が検索に影響ないのでしょうか。



以前からですが、Youtubeの動画が、ウェブサイト間でしのぎを削るランキング競争よりも、比較的楽にランクを上げやすい傾向があるとは感じていました。もっとも1ページ目に入って来ることは、まれだと思いますが。それでもYoutubeはまとまって、表示されるようです。競合のA社もB社もC社も。
そして、このまとまった表示の中の順位では、動画自体の再生回数やプラス評価数などとの関係が見出せないのです。再生回数を例えばA社は50回、B社は500回でも、A社の方が上位に表示されている。これはなぜだろうと思って調べても、あまり違いが見出せない。再生回数以外の唯一の違いは、A社は毎週1本の動画を公開していている。B社は2カ月に一度というところぐらいなんです。



そして、そんなことよりもはるかに注目したいのが、Google+ローカルに登録しているところが、まとまって4位ぐらいに表示されています。様々なキーワードでやってみても、4位のようです。
下の画像では、「渋谷 雑貨」で検索した場合。渋谷ロフト、文化屋雑貨店、MoMAデザインストアなどが、ずらっと並びます。右側のマップでは、マーカーがついていますので、Googleローカルで登録されていることがわかります(もっともGoogleが写真撮影からローカルの登録までを有料でやっている場合もあるし、マーカーだけをたぶん無料でやっている有名スポットもあるようですが)。


店名にオンマウスで、右上のマップが、お店の写真や情報になります。この詳しい写真や情報はどこから、引っぱってきているんでしょうか。それは、Google+なんです。正確にはGoogleローカルだと思うのですが、まるでGoogle+ページのように表示されます。
検索結果のところで「Googleのクチコミ」をクリックしても、Google+ページにリンクしています。これ、「渋谷 雑貨」なんていう大型店が出てくるワードで検索したからでしょうか。


じゃあ「渋谷 小児科」でやってみましょう。するとやはり、四番目にまとめて出てきます。


しかも医院名、urlの下は、ほとんどの場合、Google+ページ。クリックして飛んでみると、医院が作ったGoogle+ページではなく、やはりGoogleローカルに登録しただけのように思えます。
いずれにせよ、検索結果でここまで優遇されているということですよね。もちろん、Google Maps上ではマーカーが立ち、情報ウィンドウが立ち上がるだけではなく、左側にリンクなどの情報として表示されるわけですから、めちゃめちゃ有利です。対応するのとしないのとでは、オソロシイほどの違いかも。

お客さまに来店してもらって初めて成り立つようなビジネスであるなら、Googleファミリーの活用を見直すべきなのは間違いないでしょう。


それからGoogle+ページとGoogleローカルは同じようなインターフェイスになっていますが、別物。もしかするとローカルは、+ページの一部だというGoogleのスタンスなのかもしれませんが、手続きが違います。
意図して作ったGoogle+ページと、意図しなくても作られてしまったGoogleローカルは別物です。登録等何もしていないのに、Google+ローカルが作成されていたとしたら、ページ右下の[このページを管理]をクリックして、管理するようにしましょう。



と、断定的に書いてきましたけど、検索しても似たようなことを書いている人は、なかなか見つかりません。大丈夫でしょうか(笑)
間違ってたら、ご指摘ください。
それとGoogleは頻繁に、いろんなところを変えていますので、あくまで現在の段階でのことですから。




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