2013年2月12日火曜日

らくらくフォン化して、いいんじゃない

先日このブログで、「メディアをめぐる雑感」というのを書いた。そしたら、それを読んだ当社の女子というよりギャルが「私、これ買いましたよ(笑)」と言う。Tarzan特別編集の「30日でキレイをつくる」のことだ。
あ、そうなの。じゃあ、見せてよと言って持って来てもらった。読んでみると、これが想像通りで。1日1個簡単エクササイズということで、写真がデカデカと出てる。確かに簡単な運動だ。




でも、これぐらい簡単じゃなきゃ、伝わらないし、運動自体が難し過ぎて、いやになっちゃうかもしれないしなぁ。
実はこういう構成って、シルバー向けの健康雑誌と同じだ。電車の中で見かけたんですけど、もう本当に1ページにデカデカと2カット。見開きでひとつのエクササイズを見せているところなんて、まるっきり同じ考え方。
たぶんTazanは、長年ジムへ行ってる人でも知らないような運動を掲載してるし、サプリメントなんてトレーナーでもそうそう知らないんじゃない。そういうマニアックな情報を満載して、おしゃれな写真とデザインで構成してた。たぶん広告収入を得るには、その方が良かった。だけど実売、実需ということになると、もっと簡単で絞り込んだ目的じゃなきゃダメだってことかもしれません。
シルバー層は、いろいろ衰えてる。それを、それなりにカバーするための運動と、運動習慣のない若年層に向けての方法論って、同じなのかもしれません。



以前から言ってるんですけど、企業のウェブサイト、特にECサイトはどんどん難しくなっている。もちろんネット上でのヘビーユーザーはギーク的な人たちが多かったでしょうけど、今やそんな特定の能力を持った人たちだけを相手にしてたら、ビジネスが成り立たない。
だかららくらくフォン的な発想でウェブサイトを作りましょうと提案するんですけど、いつの間にか要件が増えて来て、らくらくフォンからは遠くなる。



今、らくらくスマートフォンが出ていて、大きな特徴は何かというとGoogleのアカウントを使えないということ。よく知られていることだけどGoogle Playからアプリをダウンロード出来ないということ。私はドコモショップで、Androidスマホを購入している人が「Googleのアカウント」を聞かれて、Gmailは使っているけれども詳しいことはわからないと答えてるところに遭遇した。やっぱりなぁ、そんなもんだよと思った。たぶん、そんなぐらいの人が多いんだろうけど、それぐらいだとAndroidを使うのは危険なんじゃないでしょうか。危険じゃなくても使いこなすのは難しいでしょう。ガラケーのままの方がいいんじゃない。と思うんですけど。




進んだものが、多くの人に便利なものとは限らない。デジタルネイティブだって、ふるまいはデジタルでも、注意深さとか、必要なスキルがあるかどうかは、また別ですから。
らくらくスマートフォン的に機能を制限したり、優先順位を明確にした方が使ってもらいやすいものって、多そうですよ。

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