あるクライアントのソーシャルメディアでの運用をさせていただくようになってから、一日も休んだことがありません。休みたいですけど(笑)
12月30日から1月3日までのことを、書ける範囲で書いてみます。
スマホで仕事上の投稿はしませんので、パソコンからです。やはり細心の注意が必要ですし、写真に人の顔が映っていれば、ぼかしを入れることも必要です。
30日にはイベントがあったのでの取材に行って会社から投稿しましたし、テザリングしてMacBook Airからも運用してました。
炎上の危険性はないか、定期的に見守っていることも必要ですしね。
予約投稿みたいな機能を使って一方的に発信する手もあるけど、コミュニケーションにはならないし、結局のところ人が貼り付いてなければ、おかしな方向に展開していても対応できません。
そう書くと、とんでもなくやっているように読めてしまいますが、時間的に大したことではありません。中掃除ぐらいはしましたし、帰省もしました。いま新幹線でも一部区間では、wifiが使えるんですね。
実際、年末年始でも多くの都心の飲食店は営業していますし、小売業でもアパレル関連は元日からセールしていたりするじゃないですか。B to Cのソーシャルメディアアカウントならやってない方がおかしい、ぐらいの傾向になっているのかも。
そう思いながら、毎年いろんな企業のアカウントをチェックしていますが、今回も企業アカウントは、ほとんど稼動していませんでした(笑)
あら、やる価値ないんでしょうか。
フェイスブックでは、こうだった
「オーガニック」と「有料」がありますが、有料とは広告のことです。なにもしていませんので、オーガニックの数字だけ取り上げます。
30日の合計リーチは、2.975となっています。たぶん企業ページとしてはけっこう高い数字だと思うのですが、この時期の数字について言及している情報は見つかりませんでした。
31日の合計リーチは、798。
元日は、2,201です。
そして「いいね!」の数を見てみます。
「いいね!」は30日が三桁を超えています。元日も、ほぼ三桁です。
費用対効果、手間として考えるとどうなのか。30日や元旦に2,000人以上が見てくれたから、だからどうなの?とも思えます。でも労力から考えると、年末年始以外の期間よりもはるかに楽に数字が出ているというのが私の見解です。
ツイッターでは、こうだった
取り上げているアカウントでは、Twitterのアナリティクスをまだ使えません。なので、出来る範囲で自分で集計してみました。
FacebookやTwitterが分析ツールを公開していますが、すべてのアカウントが使えるわけではありません。また多くの分析/解析ツールが出回っていますが、同じリーチという名称を使っていても基準が違うので、あまり比較しても意味がないと思っています。
Twitterでの数字です。図にしてみました。
そもそもおかしなグラフで、すみません。縦軸の30回の上が180回に飛んでいます。明確に書けませんが、30日に「リツイートされた」のは180回以上で、「お気に入りにされた」のは50回以上です。
返信されたり話しかけられたのは、基本的にはこちらから「返信した」数と同じはずです。
30日は、かなり効果的です。それ以外は大した数字ではありませんが、やはりユーザーだってあけおめツイートをする以外は、過疎っているのかもしれません。
それでも暖色系の計が、企業アカウントからの発信。寒色系の計に「返信した」とほぼ同様の数字を足したものが、フォロワー他の反応ですから、直接的な反応率としても数倍です。
フォロワーのうち、どれだけがリツイートしてくれたかをエンゲージメント率として考えるツイッター企業・ブランド エンゲージメントランキングというのがあります。(この指標もアクティブかどうかを考慮していなかったりフォロワーではない人を含むのかどうかというところが不明で、ちょっとなぁとは思いますが)
それによると、上位は3位はリツイート条件のプレゼントキャンペーンが強さの理由だそうです。
30日だけなら、第2位に入ってしまいます。あくまでも率ですが、でもそれぐらいの数字です。
競争相手のいない印象の強さと、特別なコミュニケーション
年末年始に、たとえばおせちの代わりに何か出前を取りたいとか、不足している必需品を買いたいというケースでは、ソーシャルメディアからECサイトへのリンクをクリックして、売上として効果を計測出来るかもしれません。でもテレビCMをやっている企業なら総合的な訴求が、結果としてソーシャルメディア経由のオーダーになったというだけで、ソーシャルメディアだけの効果を見るなんてことは不可能だと私は思っています。
企業アカウントが、ほとんど動いていない年末年始。オーディエンスの数も少ないですが、その時期に企業のメッセージを見たりコミュニケーションをとった人たちには、普段なら考えられないような強い印象を残せたのではないでしょうか。
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