2012年7月20日金曜日

セール、セール、セール

セールの盛り上がりも、そろそろ終わりという感じなんでしょうか。
とにかく、このところの渋谷の街は、セールのショッピングバッグを持った人たちが
大勢行き交っていました。






















近年ファッションに関しては、カード会員10%OFFとかポイントプラスとか、様々な切り口で、年中“お得感”が演出されてた。ファッションなのに、価格でしかアピール出来ない時代なんでしょうか。価値を感じてもらいにくい社会になったんでしょうか。
今年、一部のファッションビルや百貨店では、セール開催時期の適正化を提唱されて、7月の中旬からのセールにするという動きが出た。そもそもシーズン終盤で売れ残ってしまいそうな品物をセールにかけていた時代から大きく転換して、売れないからよそよりも早く安く売る。という競争。それは、さすがにマズいでしょう。

買うお客さんは嬉しくても、業界は疲弊してしまいますと。それよりも従来よりも細かく、アピール出来るアイテムを投入しましょうという前向きな姿勢。


これが狙い通りにアピール出来たかどうかは知らないですけど、今や季節感は、個々人の自由。冬にTシャツ1枚という外国人観光客チックな人もいるし、真夏にブーツを履いてる人だっていくらでもいる。ここでSSからAWのアイテムに切り替えなきゃというような、ファッションカレンダーに合わせたような人は少ない。
早く買わないとこの品番は売り切れになってしまう、と焦って立ち上がりに店に駆けつけたり、ECサイトで予約するような人は一定数いるけど、セールの盛り上がりとは距離を取ってそう。

そんな私なんかの分析まがいの見解は、どうでも良くて(笑)
今年のサマーセールは実感として、どうだったか。土日は除いて、平日に見てる限りでは、昨年より客数も買ってる量も少ないんじゃないの、という印象。
そりゃもうECサイトでも、渋谷の街としても、部分部分のセールは常態化してるので、2週間程度の間に人が集中するって現象は、どんどん小規模になると考えるのが当然かも。
あるいは3.11後の、価値観の変化。過剰なものは、買わない、持たないみたいな傾向が拡大しているのかもしれませんし。


自分自身のことをいうと、セールというと、けっこうワクワクして買ってたはずなんですけど、過剰なものは買いたくないという意識が強くなっています。
だけど、一度だけ、セールを目当てに行ってきました。昨日なんですけど

スーツに合うスニーカー、という切り口で売ってるブランドをネットで知って。検索してみたら、会社からすぐのところのファッションビルに入ってる靴のショップが扱ってた。これは行ってみよう。ところがエレベータを降りた階は、ストリートファッションの店ばかりで、おっさん立ち入り禁止感がプンプンしてたんですよ、やっぱり(笑)
靴のショップを見つけて、店内に入ると店員さんがいない。スーツに合うスニーカーは、すぐに見つけたんですけど、なんか期待はずれかなぁ。でも同じブランドの他のスニーカーは良さげじゃない、と思ったんですけど、値札にセール価格が表示されてない。
あら、通常価格なの? このブランドは、セールじゃないんだ。
と思った瞬間、店員さんから声を掛けられた。じゃあ試してみるだけ試してみよう。満足度が高そうだったら、定価でもいいや。
試してみたら、まあいいんじゃない程度だったんですけど、店員のおねえさんの接客に感心しちゃって。そんなこと言ったら、買わなくなっちゃうよと思うようなアドバイスまでしてくれる。なにより履く時に、スニーカーの後ろに靴べらをさして、私が自分で持とうとしたら、いえ、私がやらせていただきます、みたいな接客。どんだけ高級店なんだよという感じで。もちろんストリートファッションフロアだから、若者向け店。

いやもう、ここまでされたら、買うしかないでしょうという気持ち。
考えてみたら、若者はああでもない、こうでもないと時間をかけてお気に入りの品を探す。他店も回ってくるのが一般的だろうし。若者向けの接客は、こういうのがデフォルトかもね。
私は買い物に、時間をかけない。この時も15分程度。おっさんは、たいがいひとりで買い物しないし、あちこち見回ったりしないはず。私の周囲では、そうだ。
でもおっさんのひとり客なら、きっと正統派の接客が効果的なんだ。
正統派は、おっさんホイホイ。セールじゃなくても、買っちゃうし(笑)
オンラインのECには、できないよなぁ、これって。





Justice / DANCE

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