「パルコカードに入っていただくと、本も5%オフになります!」と。え、本がですか?
パルコカードの勧誘は店の外でもやってるので、5%オフどうのこうのと言ってるのは知ってましたけど、ほぼ買い物することもないし、そんなに興味なかったけど、本が安くなるなら話は別だ。
二言三言やりとりして、じゃあ入りますと言ったら、レジの人が「お会計変わりまして〜」とおっしゃる。
え、今から安くなるの!? と驚いちゃって。
本屋のレジでクレジットカードの勧誘されたのは、かなり前に紀伊國屋書店でもあった。でもその時は、書店員さんがご紹介しますという感じで、あんまりメリットがわからなかった。それと紀伊國屋書店にあまりロイヤリティは、感じてないし。
PARCO BOOK CENTERの品揃えは好きだし、今回のような勧誘されたら、やられちゃうよなぁ。
入会して1年間は、5%オフでしょう。問題は翌年からだけど、と考えてみると私、社会人になってからずっと、月に約2万円ぐらいは本代に使ってる。だから、10万円以上なんて楽々いっちゃいます。
この先、消費税が上がることを考えると、けっこう大きいでしょう。
そもそも、クレジットカードはあんまり好きじゃない。それでもパルコカードを作ってしまったのは、いろんな偶然と、なにより本が安くなるということ。
PARCO BOOK CENTERで今まで以上に本は買うけど、それ以外では使わないだろうなと予想していました。
ところがところが、加入した時にいろんな引換券をもらった。おぼえていないぐらい、いろんなのがありました。
でも金券はよくわかる。3000円以上の買い物で500円割引になるご優待券が2枚。純粋に500円の金券として使えるお買い物券が1枚。
ご優待券の有効期限が、7月の末までだった。使わなくていいやと思ってたんですけど、28日、29日と過ぎていくと、なんかムズムズしてきて。結局、買い替えようと思ってたサイフを、30日に買ってしまいました。パルコで買う必要はないのにね。
そしてその買い物をしたレシートをインフォメーションカウンターに持って行くと、500円割引になるご優待券をもらえるということで、あらたに2枚もらったんです。こんどは9月末まで。いったいどれだけの割引になっているのか、わからなくなる。
いやいや、そんなことよりもこの割引プログラムは、中毒性があって危険。私としたことが、ハメられそうになってます(笑)
本を買うのは、カードを持って以来、パルコだけになってしまいました。完全に囲い込まれてますね。
パルコはどうして、ここまでの割引プログラムをやっているのか。結局はテナントがほとんどの部分を負担だと思いますが、ちょっと気合いが入り過ぎです。カード会員のシェア拡大を急いでいるんでしょうね。
少し前に、あるクライアントとポイントプログラムについて話をしていた時に、男性 - 中年という層は、あまり価値を感じないだろうという見方が出ていました。
う〜ん、マイレージなど航空会社がやっているフリークエントフライヤープログラム(FFP)は、むしろおっさん層がメインでしょうし。
私自身の経験としては、昼をササッと食べた後にコーヒーを飲みに行くことが少なからずあります。あるチェーン店が会社の近くに出店した時に、店の前で割引券を配っていたので入ってみました。さらにハンコを押してくれるポイントカードをくれたので、行き続けるようになりました。※小売店は、フリークエントショッパープログラム(FSP)
ところが10個ハンが押されて、コーヒーをもらったら、途端に行かなくなりました。なぜって、あたらしいポイントカードをもらわなかったから。すぐそばにある、別の店に行くようになりました。
なんか、せこい話になってきてますけど、販促の要素としては大きいのではと思っています。そもそも私、ポイントカードなんてめんどくさいです。ポイントカードでサイフを膨らませるなんて、カンベンして欲しいです。
じゃあこのときは、どうしてポイントカードを使ってたか。たぶん偶然もらったということと、週に2回ぐらいはコーヒーを飲んでたから、習慣的に使えたんだと思います。
10回分たまってコーヒーに交換してしまうと、どうして行かなくなったか。あたらしいポイントカードを渡されなかったのと、すぐそばに代替えできる店があったから。
しかも後者の店の方が、若干ですけど好きなんだと思います。ほとんど同条件に近いサービスがある場合、ポイントプログラムで大きな差がつくのかもしれません。
パルコカードにも、「永久不滅ポイント」というセゾン系のFSPがあります。今、ポイントプログラムは、O2Oの重要な要素になってきているようです。
それは、また後日。
※『O2Oの、これから』という記事を書きました。
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